コロナ禍による私生活への影響は個人差があろうが、私の場合すさまじかった。どこかへ出かける趣味を持つ人は、自宅時間の充実に熱を上げているようであるが、私の場合は新しい趣味を見つけることもできず、煮え切らない思いのままくすぶり続けている。
ボードゲーム喫茶で騒いでいた日々が懐かしい。コロナウイルスの猛威はまだまだ続くであろうし、人類が完全に克服できるとも思えないので、赤の他人と卓を囲むことへの抵抗感はしばらくの間消えないであろう。もしかすると「しばらく」ではなく「永続的に」になるかもしれない。
ソーシャルディスタンスは他者への懐疑心を我々に植え付け、いつ払しょくされるようになるのか見通しは立たない。ボードゲームの棚に降り積もった埃を眺めながらため息をつく日々はいつまで続くのか。
せめてブログでも書いて憂さ晴らしをしようと思うのだが、さて長続きするだろうか。