懐かしきボ日々

日々の雑感を綴るブログ。今の所、ボードゲームを楽しんでいた日々の回顧。

小山田事件でオリンピック委員会は金銭的には得をするのではないか

 小山田圭吾というミュージシャンが過去のいじめ加害を理由にオリンピック開会式音楽担当を辞任した事件は、たかが数日オリンピック競技が進んだだけにもかかわらず、すでに過去の出来事扱いになっている気がする。

 一般にこの事件は、彼が過去の悪行によって裁かれた、彼に音楽を依頼したオリンピック委員会は間抜け、という認識となっているが、私にはどうにも違和感がある。

 私がふと思うに、オリンピック委員会は彼の過去の行状を知っており、彼の名を発表したとたん炎上することも分かっていて、それでもあえて採用したのではないか。炎上して辞任となれば違約金が発生するであろうし、その責に対してギャラを値切ることもできる。オリンピック委員会はそもそもバッハ会長が積極的に日本国民のヘイトを集めているように、評判などはさらさら気にする気配はなく、ひたすら銭ゲバ臭のみ漂っている。行動原理がすべて自分たちの裏金作りであるような印象しかない。この事件は、外部だけではなく、内部スタッフからも金銭を巻き上げようとしているわけであり、銭ゲバ道ここに極まれりとは脱帽の限りだ。

 

 

 息子とスーパーマーケットに買い物に行った際、動物カードと国旗カードを目に前に並べてみた。すると息子は国旗カードに迷わず手を伸ばし、そのまま掴んで離さなかった。会計の際にも離さなかったので、レジの女性に笑われてしまった。

 国旗というのは幼児にとってマストアイテムのようだ。派手で単純な柄だが、一枚一枚に明確な個性がある。視認性のあるデザインは幼児にとって理解しやすいのだと思う。

 さて、家に帰って広げてみたが、どのようなゲームをすればいいのか分からない。動物カードよりも分からない。私が悩んでいる姿を見て妻が笑っていた。

バッハ会長はヘイトを集めるのが仕事

 赤子のいる家庭におけるテレワークというのは、世間一般ではどのような印象なのであろうか。我が家の場合、パソコンはリビングルームにあり、なぜか子供用椅子がパソコンデスクの隣に配置してある。そして妻は家事をする間は子供用椅子に子供を座らせている。ご丁寧なことに、子供用椅子には机まで備え付けてある。つまり私はテレワークにおいて、我が子と机を並べる同僚となっている。

 我が子は私がパチパチとキーボードを打つ姿を見て笑っている。正確に言うと、どうやら私はエンターキーを押すときにちょっとだけ顔を上げる癖があるらしく、それを見て笑っている。

 ……と思ったら、パパの観察に飽きたらしくブーブー言い出したので、例によって動物カードを手渡してみる。今日はウサギ。ブンブン振り回した後、またブーブーと何かを要求する。ゴリラ。ブンブンブンブン、飽きる。そろそろ動物カードそのものに飽きたようだ。野菜カードを昼休みに買いに行こう。

 

 

 オリンピックにおけるバッハ会長は数々の問題行動を起こして日本人の恨みを買っているが、今日は今日とて原爆の日に黙とうをしないとか言い出したらしい。朝のZOOM会議で広島出身の同僚が怒っていた。

 しかし思うに、このバッハ会長はヘイトを集めるのが仕事なのではないか。ヘイトを集めて攻撃を耐えしのぐタンク役こそが、彼のパーティーでの役割ではないのかと思う。彼が厚顔無恥にヘイトを一身に集めている間、オリンピック主催はせっせと裏金を集め、日本の政治家たちはコロナの失態がごまかされたことに安堵しつつ裏でヤバい活動を行う。ウィンウィンだ。雑魚モンスターたる一般国民は、オリンピック勇者パーティーに襲い掛かるも、鉄壁のヘイトタンクたるバッハ会長の防御を破れない。かくしてオリンピックが過ぎ去った後には、荒野に延々と横たわるモンスターの死骸のみが残される……

 

 

 我が子には国旗カードの方がヒットするか? 高いものではないので両方買おう。

ゲームではないカードについて

 いろいろあってブログの更新ができない日々が続いているが、マイペースで続けようと思う。ボードゲームだけではなく、日記がてら、日々のあれこれも書こうと思う。ボードゲームに接しなくなって久しいし。

 

 

 世間ではオリンピックの話題に事欠かないが、賛否両論どころか、否定意見の方が多いことにさもありなんと思う。さっぱり興味のない私でさえ、グダグダっぷりが聞こえてくるくらいだ。私はオリンピックに関係のない仕事をしているが、警備や建設などの関連企業で働く友人知人から、いろいろなネタ話が伝わってくる。現在は笑いながら会話をしているが、今後、悲劇や怒りに変わる可能性を考えると、心の中では失笑しかできない。

 

 

 我が子はようやく1歳というところなので、当然ながらまだボードゲームを遊べる年齢ではないのだが、最近最も興味がある物は「カード」だ。正確には「小さな紙きれ」といったところか。もちろんそれをゲームに使うのではなく、掴んでブンブン振り回すだけなのだが。

 カードゲームのカードは角が尖っていて固いので、振り回した際に顔に当たりケガをする恐れがあり与えられない。息子が割と好きなのはレシートだ。財布を整理する際に出しておくと、目ざとく見つけて飛びついてくる。私がそばで文庫本を読んでいると、中に入っている新刊案内の紙切れもブンブン振り回す。両者とも楽しんだ挙句くしゃくしゃなって飽きて捨てられる。新聞紙など自分より大きな紙にはなぜか反応しない。というより怖がる。そういえば自分より大きなおもちゃも怖がっている。強いものは恐れるという本能だろう。しかしパパには噛みつく。パパは新聞紙より弱いのか?

 スーパーマーケットに買い物に行ったとき、本のコーナーでカードを見つけた。動物や野菜、国旗などが描かれた子供用のカードだ。試しに動物を買ってみたが、表には動物の写真、裏にはその動物の説明が書いてある。実に勉強になる。名前の当てっこをして遊びましょう、とルールが書いてある。しかし点数配分や勝利条件は明示されていない。

 動物カードは角が丸いので安心して我が子に与えることが出来る。そして我が子はひたすら振り回して遊んでいる。絵柄は気にしていないようだ。こうして物心つく前からカードになじませておけば、カードゲームをいち早く遊ぶようになるのではないかという下心だが、妻の目にはおもちゃを買ってくる優しいパパとして微笑ましいようだ。だが「おおう。ウサギと馬のカードを取ったか。ではパパはライオンだ。食物連鎖最強のカードだ。食っちまうぞ」と楽しく遊んでいると、苦笑した。

長らく

 長らくブログを更新していなかった。これはひとえにプライベートを優先したからだ。

 年度末、コロナ禍にありながら私の転勤が決まったのだ。賃貸契約の更新料を払った矢先の決定だったので、妻が荒れた。ずっと昔、実家の近くの支店への転属願を出したことがあったのだが、なぜか今になってそれが通ったのだ。むろんそれについては妻に内緒にしている。

 妻の実家の近くから私の実家の近くへと移動したわけであるが、妻の機嫌は以前より良くなっている。どういうわけか嫁と姑の仲が良く、妻の実家よりも子供の世話を手伝ってくれるのだ。父に至っては孫にメロメロだ。

 嬉しい誤算がもう一つ。部屋の片づけは妻が行っているのだが、どうやらボードゲームを「おしゃれインテリアアイテム」と思ったらしく、部屋のあちこちに飾っている。アートっぽいパッケージのものをリビングや寝室に、キャラクターが描かれたものは子供用本棚の上の方に、まるで絵画を飾る感覚で並べている。

 むろんウォーゲームなどの強面パッケージは私の部屋の棚だが、それでいい。しまい込むより、家の中のどこにいてもボードゲームが見える方が、よっぽど楽しい生活だ。

ボードゲーム即売会が開催されるらしい

アナログゲームフェスタ』というボードゲーム即売会が2月6日(土)に開催されるらしい。

【販売会】アナログゲームフェスタ|公式ホームページ

 なぜわざわざコロナウイルスによる緊急事態宣言の時期に強行するのだろうと思えば、クラウドファンディングはCAMPFIREによれば、昨年5月からの計画らしい。

【アナログゲームフェスタ】コロナで失ったアナログゲームの販売機会を取り戻したい - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

 昨年の春ごろは「コロナウイルスも夏には落ち着くだろう」と楽観視する人は確かに多かった。かくいう私もその一人だった。私はこのプロジェクトを支援していないが、それはただ単に知らなかっただけに過ぎない。妻の妊娠・出産に大わらわだったのだ。もし独身だったのなら、常にアンテナを張り巡らせていたのですかさず情報をキャッチし、迷わず支援・参加をしていたであろう。

 たいへんな世の中であるが、このイベントで少しでもボードゲーム界にライフポーションが行き渡ってくれることを切に願う。また、クラスターが発生しないことも祈っている。

 さて試遊卓があるようだが、販売員は客の試遊後にゲームをひとつひとつ消毒するのだろうか。ダイスやミープルはともかくとして、チップやカードは大変だろうなあ。

ボードゲームカフェに行き難くなった話

 Yahoo!リアルタイム検索で「ボードゲームカフェ」と打ってみると、コロナの中でもたくましく営業してらっしゃる店が多くて嬉しくなる。一方で「コロナが過ぎ去ったらまた行きたい」という客の意見も多く、残念ながら私もその一人である。独身一人暮らしの時ならばおそらく現在の状況の中でも通っただろうし、むしろ応援のため以前より頻繁に通ったであろう。しかし現在は妻子がおり、ボードゲームカフェへ行かないどころか、繁華街への買い物なども徹底して避けている状態だ。

 ただ「コロナがなければボードゲームカフェやボードゲーム会へ行ったのか?」と考えると、おそらくほとんど出かけることはないだろうとも思う。現在の私は妻と子がいるのだ。しかも子供は0歳。仕事が終わればすぐに家に帰り子供の世話をし、休日はそれに加えて家事をする。子供の世話は思ったより大変で、妻と私だけでは手が回らない。妻の希望通り実家の近くに居を構えて正解だった。

 将来的にコロナウイルスの影響を全く考慮しなくて良くなれば、再びボードゲームカフェへ行けるようになるかもしれないが、やはりそれでも独身の頃のように自分の時間を自由に持てるわけではないだろう。以前の私は馴染みになるくらい頻繁にカフェに通い詰めていたが、今後はほとんど一見客というスタンスになること決定なので、どのくらい楽しめるのか、不安である。

 

 ところでどなたか「育児ルーム付きボードゲームカフェ」とか作ってくれませんかね?

コロナの影響でボードゲーム新作の傾向が変わるのではないかという話

 ボードゲームの売り上げが上がっているらしい。

アナログの価値見直し? カードやボードゲームに注目 - ライブドアニュース

 コロナウイルスの影響により、家庭で過ごす時間が増えたため、親子で遊ぶツールとしてボードゲームが人気ということらしい。

 正直な感想としては「うらやましい」といったところか。私には妻も子もいるが、子供はまだ一歳にも満たない為、ボードゲームどころではない。妻に関しても、ボードゲームにはさっぱり関心を持ってくれていない。オセロ等から挑戦してみたが、私に勝てる見込みがないと思ったようだ(初回に接待プレイをすべきだったか?)。運が勝負となるものをいくつかプレイしてみたが、それはそれでさっぱり面白くないようだった。

 

 さて、ボードゲームの売り上げが上がっているのは愛好家として嬉しいことではあるが、新商品の方向性は大きく変わってくるのではないかと思う。

 ゲームマーケットの客層を見ると、親子連れもそれなりにいたが、多くはかなりディープなオタク層であり、(私を含め)年配者も多かった。したがって難解なルールや、大人向けの題材、あるいは凝ったデザインなどのゲームが人気となっていた。しかしボードゲームプレイヤーの主流が家族・親子ということになれば、子供が理解しやすいルール・デザインの商品が多くリリースされるようになるだろう。

 昨年までのボードゲーム愛好家は「ボードゲームは大人でも楽しめる!むしろ大人だから楽しい!」という気概を持っていたように思う。それがコロナウイルスの影響によって、ボードゲームは再び子供の手に帰って行った。それはそれで本来の姿であり、ボードゲームにとって最も望ましい形なのかもしれない。

 しかしながら昨年までのボードゲーム新作は、大人・マニア向けにますます先鋭化を続けていた。その続きを見てみたかったと思うのは私だけだろうか?

 

 ところで「ボ育て」はどうなった?